[2025年度] 米国個人タックスリターン – 基礎控除 & 65歳以上の追加控除について

2025年7月4日、Big Beautiful Bill法 (以下、BBB法) の可決により、2025年度から基礎控除 (Standard Deduction) が増額されるほか、65歳以上の納税者には「$6,000」の追加控除が付与されることになりました。
この記事では、多くの納税者に関係する「基礎控除の変更点」と、65歳以上の納税者に向けた「新たな税優遇措置」について解説します。
注意点
[2025年度] 基礎控除の変更点
以下は各申告ステータスによる2025年度基礎控除の比較表です。

BBB法により基礎控除額が旧税法 (TCJA)より増額されました。また、基礎控除はインフレ調整 (Adjusted for inflation)の対象であるため、基礎控除額が毎年増額されます。
65歳以上には「$6,000」の追加控除
制度の概要
もし項目別控除 (Itemized Deduction)を選択されていても、$6,000の追加控除は適用されます。
この「$6,000」の追加控除には所得制限が設けられており、「MAGI」が一定額を超えると、控除額が段階的に減額 (Phase-out) されます。
MAGIとは?
ここで使われている「MAGI」は、BBB法独自のMAGIとなります。簡単なサマリーは以下のとおりです。
BBB法独自のMAGIについて詳しく知りたい方は、以下のWebサイトをご確認ください。
[例え] 65歳以上の追加控除
節税ポイント
この追加控除が適用されるのは3年間 (2025年から2028年)だけです。リタイアメント口座からの引き落とし額、年金額などをしっかりと把握し、できる限り満額控除できるようにプランニングを行うことをお勧めいたします。
参考文献
この記事では、複雑な米国の税法やルールをなるべく分かりやすくご理解いただく目的でお伝えしていますが、納税者の状況により、異なるケースもございますので、予めご了承ください。
玉崎会計事務所(英名: ATMT CPA Firm)は、日本および全米各地で活躍するお客様向けに、アメリカのタックスリターンおよび中小企業への会計・税務専門事務所としてサービスを提供しており、わかりやすい説明と親身なアドバイスによって、アメリカで信頼される米国公認会計事務所を目指しています。
もし、アメリカの個人タックスリターン・サービスご希望の方は、ぜひ弊所にお問い合わせくださいませ。








